持ち物リスト 中級者編

中級者編

何回かG6ジムカーナに出場して経験値が上がって、自分の意図した操作が車にちゃんと伝わらない感じがしてきて、モヤモヤっとした気持ちになってきたそこのあなた!!


もうあなたは初級者卒業です。
クルマを自分好みにセッティングする時期にきました。
それと同時に、必要となる持ち物も増えていきます。
なぜなら・・・。

クルマをセッティングするということは、自分で自分のクルマの整備をある程度こなしていかないといけない

からなのです!


そこで中級編では、クルマをセッティングしだして必要になってくる工具類を中心にご紹介したいと思います。

工具の前に、ドライバーにとっての快適空間を構築!

初心者を卒業して、心に余裕が生まれてくると、まずは快適に一日を過ごすことを考えましょう。
快適な空間で精神的に余裕を作って、走りに集中できるようにするのが目的ですね。

タープ

日除けに雨宿りにと大活躍!!
まずはこれで快適になりましょう!
2シーターの人でも、コンパクトサイズにたためるタープもありますので諦めないで!!

折りたたみ椅子

通常のものだと耐荷重は80kg程度です。
使用者の体重を考えて、耐荷重を十分にクリアするものを選びましょう。
耐荷重を超えて使用すると、本当に2〜3回使うと壊れます!!

折りたたみテーブル

これさえあれば食事も快適!
ちょっとした作業もできますので、タープや椅子と合わせて使えば超快適です!

お泊りセット

会場の距離によっては前泊する人も多いかと思います。
ホテルに泊まれば着替えを持ってくるだけで大丈夫ですが、経費節約のため、車中泊を敢行する人は、歯ブラシ、洗顔料、タオルは必須です。

お風呂は・・・まぁだいたい山奥が会場ですから、温泉が結構ありますよ!

走った後の着替え

なにげに重要です!
夏の暑いときは走っただけでもう汗臭いです!!
雨の日などはパンツまでビチョビチョになることも・・・。

天候や季節によっては、走行後の着替えは必須になります。

ちなみに商品でTシャツなどゲットできれば、着替えは不要になりますよ?

中級者ともなれば、ぼちぼち表彰台も見えてくる頃あい。
で、表彰台に立つと、皆さんからの「水掛け」という洗礼祝福を受けることがあったりなかったり(笑)
当然、晴れててもパンツまでビチョビチョです!!
優勝を狙っている人は特に、着替えは必須かも?

工具類(中級者編)

さて、ここから本番!

ジムカーナに慣れてきて、クルマのセッティングを始めだしたあなたに必要な、最低限の工具をご紹介します。

ジャッキ

ジムカーナにハマってきてクルマを改造しだすと、タイヤも街乗り用とジムカーナ用に分けたくなります。
激しい運転をしますから、タイヤの減りが半端ないですしね。
そこで、タイヤを付け替えるために必要な工具を持ち込むことになりますが、重要なのが車体を持ち上げるジャッキです。

まずは複数種類あるジャッキを簡単にご紹介。

パンタジャッキ

これはこれで、非常用には良いものなのですが、常用するには使い勝手が悪すぎます。
手回しで時間も体力かかりますので。

フロアジャッキ

大きいものだと1メートル近くになる大きな工具ですが、小さいものだと50センチ程度のものもあります。
クルマと財力、使い勝手で決めればいいかと。
おすすめはアルミ製の2.0t〜2.5tのフロアジャッキ。
少々大きいですが、使い勝手は抜群です!
軽自動車なら、ホームセンターなどで売っている、安いものでも十分使えます。

シザースジャッキ

パンタジャッキに似てますが、これはネジ式ではなく、油圧で動作します。
コンパクトで楽ちん、軽いといいとこだらけなのですが、安定性はフロアジャッキに遅れを取ります。
2シーターや軽自動車に向いています。
また、クルマを分解整備するときにも、補助用のジャッキとして便利に使えます。


 

十字レンチ

ホイールナットを外すときに大活躍。
17mm、19mm、21mmと、大抵のクルマのホイールナットにこれ一個で対応できます。
写真のようなオーソドックスなものから、折りたたみ式、分割式、スピンハンドル搭載など、種類も様々です。

トルクレンチ

決まった力で締め付けないと行けないネジを締め付ける際に必要となる工具です。
身近なところではホイールナットですね。
FF車的には、ドラシャのナットもですが。
大抵の場合、本体とソケットが別売りなので、別途必要なサイズのソケットを購入する必要があります。

メガネレンチ

色んな所のナットやネジを外すときに大活躍!
クルマ一台にメガネレンチセット!

ドライバー

もうこれがないとクルマの整備はできません。
プラスとマイナスのセットがあれば必要にして充分。
プラスドライバーにもサイズがあるんですよ、知ってました?

エアポンプ

タイヤの空気圧調整に欠かせないもの、その1。
自転車の空気入れを流用できますし、足踏み式や電動式、設定した空気圧まで入ると自動で停止するものまで色々な種類があります。
予算と便利さ、使用頻度を見据えて購入を。

エアゲージ

タイヤの空気圧を測るものです。
タイヤの空気圧が燃費に影響するように、空気圧でクルマの動きが変わります。
中級者とものなれば、そのあたりも手応えとして感じてくるでしょう。
エアゲージも種類が豊富で、お値段もピンきりです。
どのあたりの精度まで求めるかによって、購入価格帯を決めましょう。

ビデオカメラ

自分自身の走行動画を撮影して、あとで走りをチェックするために使います。
ライバルの走行を撮影して、比べるも良しですね。
最悪スマホで動画撮影でもなんとかなりますが、専用機を持っていることに越したことはないですよ。

タイラップ

色んな所を固定できる便利グッズ。
インシュロック、結束バンドなど、呼び名も様々です。
100円ショップでも売ってます。
というか、それで十分!

一度使うと切るしかない1回こっきりのものから、
取外し可能なレバー付きのものまで。
両方揃えておけば色んな場面で超便利に使えますよ!!

壊れやすい部品など

FF車両ならドライブシャフト!
これはもう定番の壊れやすい部品No1!
他にも、駆動方式ごと、車種ごとに壊れやすい部品というものはあるものです。
いつでも交換できるように、予備部品を持っておきましょう。
せっかくの走る機会を、部品の故障でなくしてしまうのはもったいないです。

レーシングスーツ

本格的にジムカーナをやりだすと必ず必要になるものです。

レーシングスーツの規定は、袖口、足がしぼむようになっている「トライアルスーツ」以上となります。

レーシングスーツは高価なものですが、ジムカーナではレーシングスーツに関する規定が緩やかで、長袖のツナギであれば何でもオッケーです。
長袖のツナギ一着持っていれば、全日本ジムカーナにも出場できます!
が、地区によってはレーシングスーツ着用を義務付けているところもあります(関東地区)ので、そのあたりは自分がどこで走りたいのか、そもそも公式戦に出たいのか、を考えてじっくり選定しましょう。
シューズやグローブも同じで、FIA公認専用品を用意しなくてもジムカーナ公式戦に出場できます。

とはいえ、全日本レベルのかたたちは、ほぼ全員レーシングスーツ&シューズ&グローブを着用しています。

格好も重要ということですね!

以上、中級編の持ち物リストでした。

中級編になると、持ち物というよりも、クルマをセッティングするためや、即席でメンテナンスできるような工具類が増えてきますね。

ただ、大前提として、ドライバー自身の快適空間を構築するためのキャンプ用品も追加されてます。

そう、ジムカーナにハマりだすと、キャンプ用品と工具が増えてくるのです!

さて、次の持ち物リストは上級編!

持ち物が徐々にマニアック・・・というか専門的になってきます。

Posted by g6